こんにちは、はるです。
悩む人:考える力・思考力を身につけたい。でも何をどう考えればいいか分からない。
こんな悩みを解決していきます。
今回は、ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」を読んで、大事だと思ったポイント3つ解説します。
ちきりんさんが日常的に使っている思考のワザを学べるので、ぜひ参考にしてみてください。
知識と思考を分ける
本書では、知識と思考を分けましょう、と書かれています。
どういうことかというと、知識と思考を分けないと、今まで得た知識から物事を考えてしまい、偏った考え方になってしまいます。
偏った考えになるのを防ぐために、知識と思考を分けようということです。
しかし、最初からどちらかの意見だけが頭に浮かんでくるとしたら、その思考には、目の前の情報以外のなにかが影響を与えているのではないかと疑ったほうがいいでしょう。
他人の思考
なにかを考えろ、と言われたときにそれを頭の中から取り出してくるのは、「他人の思考を頭の中から取り出してくる行為」に他なりません。
考えているつもりでも、実は他人の思考を取り出しているだけというのは驚きました。
「読書して知識を得て、考えて他人に話しても、実際はその本の著者の考えだった。」という当たり前すぎる話ですが、私は全く気づきませんでした。
私はただ、他人の思考を語っているだけでした。読書しても思考できていなかったことに反省です。
2つのことを考える
まず考えることは「なぜ?」と「だからなんなの?」の2つだと本書には書かれていました。
だからなんなの?というのは、「それが起きたから何が起きるのか?」ということです。
ニュースを聞いても使えますし、個人的にブログの分析にも使えるので、日々意識していこうと思います。
分解図を使う
「あらゆる可能性を見つけるための分解図」を使いながら、自分の考えが無意識になにかに偏っていないか、注意深くふり返ることも、時にはとても大事なことなのです。
ちきりんさんは、幅広い選択肢を見つけるためにものごとを分解しましょう、とおっしゃっています。
たしかに、分解したり、図に書いたりすると、より広く考えられる気がします。
少しずつ考える癖をつけていこう
最後に、ちきりんの励ましの言葉を載せて終わりにします。
ちきりんは、考える力をつけるためには、ひとつの情報にたいして十分な時間をかけてトコトン考えることが大事だと思っています。情報収集やそのグラフ化に1時間かかったのであれば、少なくとも同じ1時間はそのデータをにらみながら考え抜くべきでしょう
自分の頭だけで考えていると、最初は泣きたくなるくらい幼稚な考えしか浮かんできません。ついつい答えを見たくなってしまいます。考えの深い人や博識な人が近くにいれば、すぐにその人の意見を聞きたくなってしまいます。でも、そこをグッとこらえて自分で考えるんです。
思考力はすぐに身につくものではないと思います。
毎日ちょっとずつ練習して、一緒に思考力を身に付けていきましょう。
以上です。
※忙しくて読む時間がない方へ、「聴く読書」もありますよ。
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